2023.11.20

#レポート

廃カキいかだの適正処理

広島県の特産物である牡蠣(カキ)は全国の60%を占めています。
ところが、その牡蠣の養殖棚である牡蠣筏(イカダ)は4~5年で更新されますが、廃棄される筏は、毎年約2,000台、7,000トンにもなるのです。その廃棄方法はというと、『野外焼却(野焼き)』による処分が実情です。野焼きは言うまでもなく、違法行為です。これまでは、特殊事情として容認されてきているものの、ここに来て待ったなしの社会的要請として、自治体も牡蠣養殖事業者とともに廃牡蠣筏の適正処理に取り組んでいるところです。私たちは2022年~2023年3月にNPO法人広島循環型社会推進機構の採択を得て、この問題に取り組みました。処理方法の概要は、㈰港まで筏を曳航 ㈪海上で3分割 ㈫解体 ㈬産業廃棄物と一般廃棄物に分別したうえで、
1. 産業廃棄物は産廃処理
2. 一般廃棄物(竹材)は、ポーラス竹炭化して、その活用途を開発する
というものです。

廃カキいかだの回収

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焼成状況

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実験

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